症状別食養療法
イボ・タコ・魚の目

【 症状 】
イボ症状:
 ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)が皮膚に感染して生じる上皮系の腫瘤といわれる。
 境界が明瞭で、ほぼ円形で表面が粗い角化性丘疹が単発、あるいはいくつか集まって大きくなったもの。
 手指や足、膝などによく出る傾向がある。
 イボはタコと違い、削ると出血する。

タコ・魚の目症状:
 手の平や足の衷の結合組織が角質化し、謬原繊維が硝子変性をおこした限局性の硬い組織魂をいう。
 機械的刺激が不断に加わる場所に発生するといわれている。

【 対策 】
イボ症状:
 現代医学では液体窒素、CO2レーザーなどの外科的治療、グルタールアルデヒドなどの腐食療法、ヨクイニンなどの全身療法を行なうが、
 寝首を実践して免疫機能を強化し、自然治癒力を向上させれば治癒する。

タコ・魚の目症状:
 現代医学では、スピール膏の貼付や外科的手術を行うが、いずれも対症療法にしかすぎず、再発する可能性がある。
 食生活の改善により臓器の機能が改善されれば、根治が可能である。


イボは湿疹などの皮膚疾患や皮膚癌および他臓器よりの発癌に注意する。 タコ・魚の目は病巣部の化膿、炎症が患部から四肢全体に波及し、リンパ節炎を起こしたり、疼痛により歩行障害をきたすこともある。

イボ・タコ・魚の目には エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布ビワ葉温灸が効果的です。

【 食べるべきもの 】
 1.小腸の機能を改善するもの
 2.肝臓機能を高めるもの
 3.過剰タンパクを分解排除するもの
 4.健全な赤血球を造るもの

 例)
  葛、味噌、醤油、胡麻、キクラゲ、梅干、ふのり、ひじき、ニラ、大根葉、らっきょう、ごほう、こんにゃく、のびる、玉ねぎ、たくあん…腸機能を改善
  葛、葛葉、全粒ハトムギ、胡麻、ふのり、タンポポ、ニラ、よもぎ、もやし、大根葉…肝機能を向上させる
  全粒ハトムギ、納豆、椎茸、大根、キャベツ、ブロッコリ−、ブロッコリースプラウト(もやし、ほうれん草、ねぎ、わけぎ、玉ねぎ、らっきょう、ニンニク…タンパク分解作用
  実そば、赤味噌、浜納豆、たまり醤油、玄米黒焼、昆布黒焼、ニンニク黒焼…過剰タンパク増殖抑制

【 食べてはいけないもの 】
 1.変異タンパク質、イオウ・リンを多く含むタンパク質
 2.腸に負担の大きいもの
 3.肝臓に負担の大きいもの

 例)
  じやこ、煮干し、魚介干物、魚介漬物、干し肉、合成アミノ酸(昧の素等)、インスタントだし、かつお節、乳製品(チーズ、ヨーグルト)、   魚醤、いか、たこ、えび、かに…変異しやすいタンパク質
  精製糖、動物食品、果物、清涼飲料、加工食品…腸機能を低下させる
  添加物を多く含む加工食品、農薬を使った農産物、合成エタノール(甲類焼酎、粗悪ウイスキー、粗悪ワイン等)、インスタント食品…肝機能を低下させる

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●酵素・・・腸内細菌を正常化し、腸内環境を整える。
 ●水溶性食物繊維・・・腸内環境を改善し、過剰なタンパク質を除去する。
 ●クエン酸・・・クエン酸サイクルを円滑にし、臓器の細胞を活性化させる





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