月経周期の異常、頻発月経(周期の短縮)、稀発月経(周期3ヶ月以内)、無月経(周期3ヶ月以上):
卵巣機能が不安定な時期である思春期や更年期に多い。
月経血の量の異常:
子宮筋腫、特に粘膜下子宮筋腫があると多過月経を示し、貧血を起こす場合もある。
月経困難症:
月経時に極度の下腹部痛、腰痛などをきたす。子宮筋腫、子宮内膜症、機能性月経困難症などが原因で起こる。
特に子宮内膜症は近年増加傾向にあり、上記の症状とともに月経時以外の性交痛や排便痛を訴える場合もある。
特に疾患の存在が認められずに起こる機能性月経困難症は、性器の未熟な思春期の女性や経腔分娩経験のない若い女性に多い。
近年問題となっているダイオキシンなどの環境ホルモンやその他の化学物質によって汚染された食べ物の摂取が問題である場合もあるため、食生活や生活習慣の改善が必要。
※ 卵巣機能障害が進行すると不妊症、高プロラクテン血症、卵巣のう腫、甲状腺機能障害などの内分泌系の病気、月経過多による貧血のために意識障害を起こす危険性もある。
生理不順には
エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布」
や
生姜湯湿布、
ビワ葉温灸が効果的です。
また、スギナ茶の飲用も利尿効果が高く毒素排出に効果があります。
1.ホルモン分泌を活発化するもの
2.自律神経を安定化するもの
3.腸の機能と腸内環境を整えるもの
4.血流を促進し、身体を温めるもの
例)
葛、タンポポ根、よもぎ、かばちゃの種、ぎんなん、松の実、ひまわりの種、花粉…ホルモン分泌促進
なつめ、ユリ根、胡麻、ニラ、玉ねぎ、玉ねぎ皮、キクラゲ(黒)、蓮の実、蓮根、海藻…自律神経安定化
葛、胡麻、ニラ、赤味噌、醤油、梅干、大根葉、切干大根、たくあん、キクラゲ、ひじき、こんにゃく、ふのり、わかめ、梅醤番茶…腸機能高進
葛、タンポポ、赤味噌、ねぎ、玉ねぎ、ニラ、わけぎ、松の実、ひまわりの種、黒胡麻…血流促進
葛、赤味噌、醤油、浜納豆、梅干、ニラ、ふのり、余計菜、よもぎ…造血作用
1.身体を冷すもの
2.血液を汚すもの
3.組織や血管を弛緩させるもの
4.内分泌腺の機能を衰えさせるもの
例)
砂糖(白砂糖、グラニュー糖、氷砂糖、果糖、ブドウ糖、オリゴ糖等)、果物(ブドウ、柿、梨、牛ウイ、メロン、輸入果物等)、酢、
清涼飲料水(ジュース、コーラ、スポーツ飲料)、粗悪アルコール飲料、豆乳、ゆば、強陰野菜(ナス、トマト、ピーマン、オクラ、ジャガイモ
クワイ、紫キャベツ、生椎茸、輸入野菜等)・・・を冷やし、組織を弛緩させる
肉、魚介、牛乳、乳製品、ラード、ヘット、バター、マーガリン、サラダ油、揚げ菓子、インスタント食品、
練り製品(ハム、ソーセージ、かまぼこ等)・・・廃物を増加させる
●アルカロイド・・・自律神経およびホルモンバランスを整える。
●クロロフィル・・・造血作用で身体を温める。
●ナフトフランディオン・・・体内毒素排泄、ホルモン分泌活性作用
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