症状別食養療法
腰痛

【 症状 】
急激に体位を変えたり、重いものを持ったときに起こる。
長時間、腰に負担がかかった場合は、慢性腰痛症を誘発する。
X線や一般検査などで、原因が特定できない場合を腰痛症と呼ぶ。
痛みが重い時と軽い時があるが、中腰の姿勢を続けたり重労働をした後は、腰痛が悪化するケースが高い。長期にわたる慢性症状で、運動能力が低下し、健康を害したり、精神的にうつ病に陥ったりする。

【 対策 】
腰に負担をかけない姿勢や重い物の運搬などには気をつける。
肥満を解消し、腹筋、背筋を強化すると腰痛は和らぐ。
腰部を温める温熱療法も有効。
最近では、ストレスが腰痛を招くとする説もあるので、ストレスを溜めないライフパターンも良い。

※腰だけでなく、足にも痛みや抑れを感じるときは、腰椎椎間板ヘルニアが疑われる。

腰痛には エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布生姜湯湿布ビワ葉温灸が効果的です。

【 食べるべきもの 】
 1.腸機能と腸内環境を整えるもの
 2.血液とリンパ液の循環を良くするもの
 3.血液を浄化するもの
 4.肝臓の機能を高めるもの

 例)
  葛、味噌、胡麻、キクラゲ(黒)、梅干、たくあん、漬物、醤油、たまり、発芽玄米、ふのり、ひじき、わかめ、のり、あらめ、昆布、もずく、 青のり、ニラ、玉ねぎ、らっきょう、大根葉、こんにゃ<、ごほう、自然署、キャベツ、のびる、納豆・・・腸機能亢進
  ハトムギ、山芋、ねぎ根、かぼちゃ、人参、あわ、栗、玉ねぎ、そば、大根、ほうれん草、春菊、セU、とうがん、白菜、蓮根、蓮の葉、 蓮の実、キンカン、干椎茸、大豆、なた豆・・・リンパ循環促進
  葛、豆味噌、ニラ、玉ねぎ、タンポポ、胡麻、銀杏、クルミ、松の実、醤油漬ニンニク、梅醤番茶・・・血液循環促進
  ふのり、よもぎ、ニラ、大根葉、人参葉、ねぎ、玉ねぎ、わけぎ、葛、味噌、醤油、梅干、タンポポ、胡麻、もやし、干椎茸、なつめ、 プルーン、あらめ、ブロッコリースプラウト(もやし)、里芋、キャベツ・・・血液浄化

【 食べてはいけないもの 】
 1.腸内環境を悪化させるもの
 2.老廃物を多量に発生させるもの
 3.体内循環を妨げるもの
 4.肝臓・腎臓に負担をかけるもの

 例)
  動物性食品・・・肉、魚介、牛乳、ハム、ソーセージ、ベーコン、ちくわ、かまぼこ、チーズ、ヨーグルト
  脂肪・・・バター、マーガリン、ラード、ヘット
  酸化脂質・・・揚菓子、煮干、じやこ、干物、油脂加工品
  精製糖・・・白砂糖、グラニュー糖、氷砂糖、ザラメ、乳糖、ブドウ糖、果糖、オリゴ糖、還元麦芽糖、人工甘味料
  清涼飲料・・・ジュース、コーラ、スポーツ飲料、ドリンク類
  強陰性果物・・・ブドウ、柿、梨、キウイ、メロン、バナナ、マンゴ

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●フラボノイド・・・血液を浄化し、血流を改善する。
 ●ミネラル・・・免疫力を強化し、血中の老廃物を排除する。
 ●サラシノール・・・腸の蜻動運動を活発にする




健幸塾「風見どり」